ヘナで白髪染めはできるか?
一般的な白髪染めは肌が敏感な方は頭皮が赤く腫れあがってしまうなどするため使用できません。頭皮に優しい白髪染めとしてヘナ染めで白髪を染めている人もいるようです。そこでヘナ染めの特徴をまとめてみることにしました。
ヘナ染めとは?
ヘナの色素にはローソニアというオレンジ色の色素が使用されており、髪を染めることが出来ます。この色素はタンパク質に着色するため、肌にヘナでタゥーを描くのにも使用されます。使用前には乾燥したヘナをお湯や水で混ぜてペースト状にします。塗布後は1時間ほど放置して洗い流すとヘナ染めは完了です。
ヘナは化学薬品は使用していないので、黒髪を明るくすることはできません。また、色素はオレンジですので、白髪にはオレンジ色が着色されます。特に傷んだ白髪にはオレンジが着色しやすく、黒髪と比べるとオレンジが目立ってしまいます。ですので、ヘナ染め後にインディゴで後染めしてブラウンに近づけていきます。
家でヘナ染めはできる?
化学薬品は使用されていないヘナは、アルカリ剤などの刺激臭はしないのですが、植物独特の匂いがします。ヘナの成分は髪の毛にハリやコシを与えるのでヘナで染めるとツヤツヤした髪にすることが出来きます。ですが、ペーストを作るなど準備に時間がかかりますし、塗布後も1時間以上の放置時間が必要です。さらにブラウンにするにはインディゴで染める必要もあります。
白髪染めのように髪が傷まないメリットはありますが、自宅で自分で使用することは不可能と言っても過言ではありません。また、天然染料のためカラーを選ぶことができないので染まり具合に不満を覚える人も多いようです。
まとめ
白髪染めを繰り返すと、髪がバサバサに傷んだり、頭皮を傷めたりするので、髪と頭皮に優しいヘナ染めをされる方もいるかもしれません。ヘナでは染まり色は選べず、オレンジに染まってしまいます。美容室で染めてもらうことはできても、自分でヘナ染めすることはできないでしょう。
同様に、髪や頭皮を傷めず白髪染めとして白髪トリートメントがあります。白髪専用トリートメントは一般的な白髪染めのように、酸化染料やアルカリ剤は使用されていないので髪や頭皮が傷む心配はありません。シャンプーの後に使用して、フェイスラインなどの目立つ部分にも頻繁に使えるのでトリートメントがおススメです!