白髪染めの種類と染まる仕組みとは?

2018年12月12日

白髪染めの種類には大きく「ヘアカラー」「ヘアマニキュア」「カラートリートメント」の3種類に分けらます。そのうち、ヘアカラーは永久染毛剤と呼ばれ医薬部外品に分類されます。ヘアマニキュアとカラートリートメントは半永久染毛料と呼ばれ化粧品に分類されます。

染まる仕組みはどう違う?

3種類の白髪染めの違いは、染まる仕組みにあります。

1.ヘアカラー
酸化染料、アルカリ剤、過酸化水素を使用し、髪の表面のキューティクルを破壊して内部の色素を抜いて着色します。1度で染まりますが、色素も抜くのでダメージが大きく髪が傷む原因になります。

2.ヘアマニキュア
タール系の色素を髪の表面に着色し、やや内部に付着させます。ヘアカラー程、髪を傷めることなくしっかりと染めることが出来ます。ですが、タール系色素は頭皮に付くと取れにくいので、生え際の白髪まで染めることが出来ません。自分で染めるにもテクニックが必要となります。

3.カラートリートメント
HC染料や塩基性染料、植物系染料によって、髪の表面に着色し内部に色素を浸透させます。髪を傷めずに染めるには、カラートリートメントを利用することをお勧めします!

染まり具合の事前チェックを!

カラートリートメントは補修成分や保湿成分によって髪を美しく整えてくれます。頭皮に付着しても取れやすく、最も安全性も高いのですが、商品によって染まる色や仕上がりが異なります。全ての商品を試すのことは難しいので、事前に染まり具合の実験サイトなどで色を確認し自分に合うカラーを見つけましょう!